技術担当:服部
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新着情報
(平成30年3月28日時点)
① PDAT2型最新版ソフトウエア
最新版V1.4のインストーラと概要説明書をアップしました。
② PDATシリーズ情報を更新
製造データ自動転送無線ネットワークシステムPDAT1型の詳細をアップデートしました。
③ PDMSシリーズ情報の更新
マイコン搭載型測定子機の試作品情報を掲載致しました。
製品販売に付いて
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品質保証と製造物責任
RFEM2400/LPR2430ERAを用いて無線ネットワークを構築する際のソフトウエアに係わる設計ノウハウを提示致します。開発に当たっては開発環境を次の様に指定致します。
開発環境の最低条件
CPU:Core i3以上
RAM:3Gbyte以上
クロック:1.6GHz以上
OS:Windows 7 SP1以上
IDE:Visual Studio 9以上
ソフトウエアの開発はハードウエアが完成していることが条件ですので、まだの場合は無線ハードウエア開発支援をご覧になり、ハードウエアを作成してください。
Windows XP, Windows 7, Windows 8, Windows 8.1, Visual Studioはマイクロソフト社の製品で、且つ登録商標です。Core i3はインテル社の製品で且つ登録商標です。
無線ネットワークソフトウエアを欠き始める前に行うこととして次の事があります。
①コンピュータと親機の間でUSB通信を確率する
②親機をレジスタを初期化してベース局としての機能を持たせる
この場合、ネットワークの形状は親機を中心とした星型構造でコンピュータがネットワークに対して指令を出し、その指令を親機が子機に伝え、子機から返信された情報を親機がコンピュータに返信する奉納になります。
上記①での作業はUSBドライバーのインストールになり、上記②の作業はメイカーが用意する専用のソフトウエアでのレジスタ設定になります。この2つの作業を行うことで親機のソフトウエア作成に進めます。
RFEM2400/LPR2430ERAのビルトイン通信プロトコルでは親機用の命令と子機用(ネットワーク用)の命令は完全に分離されています。コンピュータから指定された書式で親機にメッセージを送ると親機からコンピュータに返信があります。これらのメッセージは通信プロトコルで指定された書式で送受され、送信メッセージに誤記(Syntax Error)があると、親機は理解できずにエラーである旨を返信してきます。この様な遣り取りをソフトウエアでどの様に構築するかをご紹介致します。
子機用のソフトウエアは親機用の発展型です。子機は親機によりネットワークアドレスでアクセス及び管理されます。子機のネットワークアドレスは親機が割り振り、親機のメモリー内に保存されていますのでネットワークソフトウエアを構築する際にその特性を理解する必要があります。また、コンピュータから命令を送出してから返信を受信するまでの手順、子機は常に親機の通信圏内にあるとは限らないので、タイムアウトによる返信などを理解する必要があります。この様に子機と通信を行う場合に必要な知識をソフトウエア上に展開する方法をご紹介します。
センサーには様々な種類があり、それらのセンサーを子機に搭載する時に測定間隔の取り方が重要になります。例えば、比較的ゆっくり変化する物理量として温度がありますが、温度は通常1秒毎や1分毎のように一定の間隔で取る物理量です。反面、加速度は急速に変化する物理量であり、時には数ミリ病毎にとる必要があります。この様な特性から起こるセンサー毎のデータ収集方式の違いをソフトウエアでどの様に展開するかをご紹介致します。