技術担当:服部
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新着情報
(平成30年3月28日時点)
① PDAT2型最新版ソフトウエア
最新版V1.4のインストーラと概要説明書をアップしました。
② PDATシリーズ情報を更新
製造データ自動転送無線ネットワークシステムPDAT1型の詳細をアップデートしました。
③ PDMSシリーズ情報の更新
マイコン搭載型測定子機の試作品情報を掲載致しました。
製品販売に付いて
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品質保証と製造物責任
当社は汎愛委託をお願いしている株式会社ケイティーエルの技術指導の下、測定子機にマイコンを搭載致しました。マイコンの種類は株式会社ケィティーエルが米テキサスインスツルメンツ社の日本総代理店のひとつであることと電池駆動を前提とした超小消費電力型マイコンが必須であることからMSP430シリーズのマイコンを搭載しています。まだ、開発段階で御座いますが、開発中のラインナップをご紹介させていただきます。
ご注意:MSP430および関係する型番は米テキサスインスツルメンツ社の登録商法です。
MSP430は16ビットマイコンです。その歴史は古く、100シリーズから現在の600シリーズ迄10年以上の長きに渡り、業界でのベストセラーをキープしています。
500シリーズ以降はハードウエアにUSBが追加され、追加のUSB素子成して外のデバイスとUSB通信を行うことが可能です。USB通信は米テキサスインスツルメンツ社がUSBスタックを供給しており、従来のCDC方(Virtual COM Port)式もHID(Human interface Device) の両方の開発が可能です。待機時及び動作時の消費電力がきわめて低く、測定子機が移動して測定を継続する場合には電池の持ちを大幅に増大させる効果があります。
PDMS1型はMSP430G2553をベースにした測定子機です。PDMSシリーズの最下級モデルとして開発されました。その操作は当社開発の専用プロトコルにより駆動されます。ハードウエアがシンプルなため、装置全体も小型化されており、試作機は小型プラスチックケース(74mmX48mmX30mm)に収納できる大きさです。PDMS1型の外部インターフェースは次の通りです。
①ADコンバータ: 10Bit分解能を3チャンネル(利得10対3のプリアンプ付き)
②タイマーとしても使用可能なGPIOを4チャンネル(入力または出力に設定できます)
と小型機としては十分な性能を持っています。
PDMS2型はMSP430F5510をベースにした測定子機です。48ピンQFP型のMSP430F6610を使用していますので、測定子機の大きさはPDMS1型より一回り大きくなります。USBハードウエアを搭載していますので外部との通信方法は親機への無線通信のほかにUSBを経由した有線通信が可能です。測定値一次保管用にフラッシュメモリを搭載しており、USBを経由してフラッシュメモリ内の測定値をダウンロードも可能です。PDMS2型の測定に関わる外部インターフェースには次のものが用意されています。
①ADコンバータ: 10Bit分解能を4チャンネル(利得10対3のプリアンプ付き)
②タイマーとしても使用可能なGPIOを8チャンネル(入力または出力に設定できます)
とPDMS1型の上位機種となる性能を備えています。
PDMS3型はPDMS祇リースの最上位モデルです。搭載マイコンはMSP430F5528で80ピンQFPのものを使用しています。PDMS2型と同様、外部通信手段として親機への無線通信の他にUSBによる有線通信も可能です。測定値を一次保管できる不揮発性のフラッシュメモリーの搭載しており、USB経由でフラッシュメモリーに一時保存されたっ測定値をダウンロードができます。外部インターフェースのシリーズ中で種類と数で最も充実しています。
①ADコンバータ: 12Bit分解能を8チャンネル(利得10対3のプリアンプ装備)
②DAコンバータ: 標準分解能の電圧出力装置を2チャンネル
③タイマーとして使用可能なGPIOを8チャンネル(入力または出力に設定できます)
PDMS最上位モデルとして十分な機能と性能を有しています。
PDMS市リースの測定子機を制御する目的で開発されたソフトウエアです。 詳細を見る